特徴的なカリキュラム
環境中の化学物質の挙動や健康影響を理解するための化学・生物学とコミュニケーションツールである英語や情報科学の 講義・実習を柱として、 カリキュラムを構成しています。詳しい授業項目については、こちらをご覧ください。
基礎環境生命科学実験、環境生命科学実験Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳでは、2年生・3年生の時に各研究室での基礎となる実験技術の習得を目指します。
学部基礎科目・環境計量士関連授業・系統的生命科学関連授業・全学共通科目・英語などの授業構成となっています。
(模擬講義や実習・授業風景 )
3年次の11月に研究室配属を行い、少人数の研究室(研究室当たり各学年1~3名)で研究力を養成します。
(各研究室の紹介 )
また、本学科の特徴としてフィールドワーク実習を行っています。フィールドワーク実習には、森林フィールドでの2泊3日の実習と、廃棄物処理施設の視察があります。(フィールドワークや研修旅行 )
資格取得について
環境生命科学科では環境計量士や高校教員免許、第1種放射線取扱者主任、気象予報士などの資格取得を支援しています。
環境計量士・第1種放射線取扱主任者試験結果
・環境計量士は、計量法第122条(計量士)及び経済産業省令(計量法施行規則第50条)で定める国家資格です。計量士は、計量器の検査その他の計量管理を適確に行うために必要な知識経験を有する方であり、計量士国家試験に合格し、かつ、経済産業省令で定める実務の経験その他の条件に適合する者がなることができます。受験資格は特にありませんが、合格率は毎年15%程度と、難しい試験です。環境生命科学科では講義・実習で環境計量士試験対応を行っていますが、令和3年度は6名、令和2年度は4名、令和元年度は5名、平成30年度は9名の合格者を出しました。
・第1種放射線取扱主任者は、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律 に基づく国家資格です。第1種放射線取扱主任者は、放射性元素や放射線発生装置の取り扱いに必要な知識経験を有する方であり、国家試験に合格し、資格講習を受講して修了した方がなることができます。受験資格は特にありませんが、合格率は30%程度です。環境生命科学科から令和2年度に1名の合格者を出しました。