難関の “気象予報士”試験に合格(第60回国家試験) 松谷優佳里さん

難関の “気象予報士”試験に合格(第60回国家試験) 松谷優佳里さん

気象予報士を取ろうと思った動機

大学の講義で気象学に出会い、気象予報士を目指そうと思いました。在学中1年間、地学Ⅰという講義の中で気象学を勉強しましたが、過去問に挑むと難しく挫折しました。社会人2年目になった時にコロナウイルスが流行り、在宅勤務が増えた際に、気象予報士試験に挑戦しようと勉強を再開させました。平日は1時間~2時間、休日は8時間~10時間は勉強し、約2年半後に合格しました。

環境生命科学科と気象

3年生の終わりから配属される研究室では、データ集めを黙々として、うまくいかない場合もありましたが、何故上手くいかなかったのか試行錯誤しながら分析する力は、卒業後の気象予報士の資格取得に役立ちました。気象の勉強でも起こっている気象現象の原理を追求する力になりました。また、データ集めは1回やったら終わりではなく毎日の積み重ねですから、コツコツと勉強をすることの忍耐力も備わったと思います。

環境生命科学科は食にかかわる環境分野の中で、私が興味を持った気象も含め、様々なことを学べますので、自分の興味に合う分野を見つけやすいと思います。